10月1日から、消費者庁によって新たな「ステルスマーケティング(ステマ)」規制が施行されます。
この規制は、広告であるにもかかわらず、その事実を隠しているようなアフィリエイト広告や動画などに対して適用されます。
この記事では、ブログやSNSでアフィリエイトを行っている人々に向けて、新規制の内容と対応方法について解説します。
ステマ規制の内容
- 広告であるにもかかわらず、それが広告であると明示していないものが対象。
- インターネット上の表示(ブログ、YouTube、SNS投稿、レビュー投稿など)、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌等も対象。
- 個人の感想や、広告であることが明らかなもの(テレビCM等)は対象外。
罰則
ステマ規制に違反した場合、アフィリエイターは以下のような罰則に直面する可能性があります。
- 成果報酬の支払い停止: 不当な表示等が確認された場合、成果報酬の支払いが停止される可能性があります。
- 提携契約の解除: アフィリエイトプログラムの提携契約が解除される可能性もあります。
対応方法
以下は、消費者庁のHPで記載されている推奨される広告の表示方法です!
文言の明示
- 明確な文言の使用: 「PR、広告」といった、一般消費者がすぐに理解できるような文言を使用してください。
表示位置


- 視線の動きを考慮: 消費者が最初に目にする位置に「広告」という文言を配置してください。
- 情報の埋没を避ける: 他の情報に埋もれないように、文言を目立つ位置に配置することが重要です。
- 商品やサービス情報との近接性: 広告文言は、商品やサービス情報に近い位置にあるべきです。
文字の大きさ

- 文字の大きさは、サイト内で使用されている他の文字と比較して、少なくとも同程度の大きさであることが推奨されています。
色の選定

- 背景色と明確に区別できる色を選ぶことが推奨されています。
その他の対応
- 全体の印象: 表示内容全体から、消費者が広告であると理解できるように工夫することが求められています。
- スマートフォンやSNSでの表示: 画面サイズが小さい場合でも、広告とその他の情報が明確に区別できるように注意が必要です。
実際の対応
各種ASPサイトでステマ規制対応依頼メールが続々と届いてきています!
A8さんは、ブログならヘッダー部分や記事の上部など、ファーストビューの位置に「PR」、「広告」と記載してくださいとの事です!
まとめ・参考リンク
新しいステマ規制は、消費者がより安全に商品やサービスを選べるようにするためのものです。
実際に運用が始まったら、わかってくることもありますので、新しい情報が分かり次第、更新していきますのでチェックしてくださいね!
出典・画像の引用:消費者庁ウェブサイト
令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁